来年の田んぼ

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今年耕作した田んぼは
秋起こしも終わり、
ホッと一息…言いたいところですが、
そうばかりも言っていられないようです。

というのも
既に来年の耕作の依頼が
どんどん来ているからです。

昨年4.7haだった耕作面積は
今のところざっと計算して
8ha近くまで増えそうです。

前年比170%!
※これが売上の話だったら…(泣)^^;;;


その中には既に休耕田だった圃場も
1haほど含まれるので、
全部が全部ではありませんが、
これは裏返せば
今年とりあえず稲刈りまでは終えたものの
「もう来年は嫌だ!ヤメる!」
という意思表示の現れです。

こんな狭い地域でも
それだけの農家の方々が
耕作を止めようとしている訳ですから
全国的に考えれば憂うべき事態です。


規制緩和の一環で
株式会社の農業参入が解禁(?)されましたが、
その参入は思ったほど進まないようです。


農業には可能性があると思います。
特に酒屋(日本酒、焼酎、ビールなど)や
しょうゆ、味噌、漬け物、などの伝統的な醸造業と
スーパー、コンビニなどの流通業、外食産業などは
参入しやすい条件にあると思います。

従来の補助金バラマキ、
護送船団方式から脱却することも、
方法や、規模、流通、顧客との関係を
変えていくことも「農産物の出荷」に
縛られないそういった業種であれば容易です。

自分の本業に「+農業」することで
たくさんの可能性ができると思います。
もっとたくさんの企業に、勇気を出して(笑)
参入してもらいたいと思います。

コメント(3)

その農業に対して大量団塊世代をあてにしているむきもあるようですが、人手でやるのは家庭菜園の延長でしか有りませんね
この私も世代の端くれですが腰痛がしっかり取り憑いています
株式会社のトラクターでドドーンとやらなきゃあ・・・ととととっ で次が続かない

<追伸>
ご多忙とは存じますが、日本酒○○掲示板の期限延長書き込みをば

続き・・・

本日配送の、中○電○生協情報誌に吟醸工房が紹介されていましたが、しっかり写ってましたですねぇ
役者さんと建物、もちろんお酒も
正月を待たずして、そこに写っていない「楽」が空き瓶になってしまいましたが、これは本社蔵でしょうか?

>豊田の和ちゃん さんへ

お世話になります。
それはそれで大事だと思います。
家庭菜園でも大規模農業でも環境の事を考えれば
「作物が植わっている」
という状態に大小の違いはありません。
市民農園だって同じ事です。

農地の権利取得の際の下限面積用件の緩和
(現在は30a以上)と、
大規模農業へのシフト(株式会社の農業参入)
どちらも必要な政策だと思います。


それから某電力会社の組合紙「Lu」
読んでる人いるんですね(笑)あぁ恥ずかしい^^;;

「楽」は稲武で造っていますが、
壜詰めが大変なため、
本社の壜詰め設備で詰めています。
法律上はその場合「本社蔵」で造ったという
製造元の表示をすることになります^^;;;

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このページは、sekiyaが2006年12月15日 15:44に書いたブログ記事です。

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