梅が届きました

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昨日から梅が入荷してきています。
さっそく梅酒造りスタートです。

今日また鳳来で、
収穫して選果された青梅が
約300kg届きました。
※昨日の分がすでに仕込んでしまいました

スゴイ量です(驚)

これで1/5です。
全部で1500kg青梅を使うとのこと。


うちの会社に勤めている
梅の専門家(=梅農家)の長谷川さんによると
枝の部分は農家さんが取ってきてくれるのですが
臍(ほぞ?)も取った方が味に雑味がなくなるそうなので
みんなで洗いながら取っていきます。

5人で1日仕事です。

出来たら軽く水気を取って、焼酎に梅を投入し、
そこに少しずつ氷砂糖を増やしていくそうです。
いきなり全部氷砂糖を入れてしまうと
梅がシワシワになってしまうそうなので…。

焼酎も専用でいわゆる吟醸Grappaとは違います。
吟醸の香りがありすぎると梅酒では邪魔だと考え
純米酒や本醸造の酒粕を使い
あまり香りが出ないように蒸留してあります。


…そんなこんなで
思った以上に、かなり手間が掛かります(泣)

3、4ヶ月で味が染みて呑めるようになるそうですが、
それも様子をみながら出荷を考えていこうと思います。

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梅酒用の梅 お届けしました~!(笑)
長谷川さんと一緒に届けた足の悪い初老の男性は、
私の父です。

体が不自由になってしまった父の最近の楽しみは、
手塩に掛けた梅が(私ではなくー)日に日に大きくなって、
たくさん収穫できることです。
口の悪い私は「度のきつい梅メガネがかかった!」と、
冷やかすのですが、長年育ててきた樹が実りをつけるのは
そんな言葉にも負けず、たいそう嬉しいようです。

収穫した梅に「へた」「ほぞ」(辞書的には同義語の
ようです)が多数残っていて、大変申し訳ありません。

全数とも収穫時にきれいに取れれば良いのですが、
どうしても精(しょう)の良い梅は樹離れが悪く、実側に
残ってしまいます。樹成りの完熟ならほぞ残りは少ないの
ですが、取り時期を遅らせると収穫量が減るのと、青梅の
風味が無くなってしまいます。
選果の時に取るようにはしていますが、実にしっかり付いた
へたはなかなか取れません。
大変お手間をかけますが、ご理解いただきたく。スミマセン。

月末収穫予定の「完熟 南高」は、「樹成り熟成」と「追熟」
になると思います。
ただ、樹成り熟成となると「日焼け」「病気」「害虫」に
やられる比率が高くなるのと、先ほど出た収穫率の低下に
繋がります。
紀州の南高のように、樹の下にネットでも張って、熟して
落ちた実を集める工夫が必要ですね。頑張ってやってみます
かぁ~。

本日付けの中日新聞のくらしの欄に「日本酒で作る梅酒」の
話しが載っていました。酒税法によるアルコール度数20度
未満の製造禁止が良く理解できませんでしたが、焼酎とは
違った風味の梅酒が出来るようです。
まだご覧になっていないようでしたら、ご一読下さい 
あれっ? これって 釈迦に説法 ですかー。
またまたスミマセン。

梅ありがとうございます。
確かに臍を取るのは大変ですが、
これを梅の生産者の仕事にすると
大変な手間とコストが掛かってしまいます。
中には臍がついていても
全く気にしない利用者もいるのですから、
これは使う側がするべき仕事だと思うので、
全然構いません(^^)

むしろ農業にもどんどんカイゼンを取り入れて
良いものを低コストで収穫できるよう
頑張って下さい。

次の完熟梅も期待しています。
収穫の時、天気がいいと良いですね
(ひょっとしたら雨のほうが良いのかな?)

それから中日新聞を自宅では取っていないので、
6/12のものを実家でもらってきます(笑)

新聞読みました。
20度云々というのは、調べたところ
低い度数の酒で漬けると、
糖分と植物に付着している酵母により
発酵が始まってしまうということで、
これを防止するために、
混ぜる前の酒類の度数は20度以上と
決まっているようです。

ご家庭で梅酒を漬けるのに
あまり目くじらを立てても
仕方がないと思いますが^^;;;、
あまりアルコール度数が低いと
腐ってしまう危険性も高くなるようなので、
安全のためには度数が高い方が良いでしょう。

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このページは、sekiyaが2006年6月12日 12:20に書いたブログ記事です。

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