2010年1月アーカイブ

1月27日(水)
自社新酒評価きき酒会を行いました。

関谷醸造には、設楽町にある本社蔵、豊田市にある吟醸工房蔵
そして新潟県佐渡にある天領盃酒造があります。

今酒造期も約半分の製造が終わり折り返しの時期になりました。
今回のきき酒では今期製造された新酒を評価して後半の造りに活かそうという企画です。

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約30点の新酒を吟味・評価

自社新酒評価会    100127 006.jpg

以前は直接きき猪口のお酒を口に含んで評価しましたが
今ではきき猪口から5~10mlをスポイドを使用して
自分のカップに吸い取ってきき酒を行います。
これも時代の流れ!

自社新酒評価会    100127 007.jpg

参考出品の九州のお酒があったり、オーダーメイドのお酒があったり
コンセプトも色々!

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どのお酒も美味しかった!
これではただの飲兵衛の評価になってしまいますが・・・


遠山

「吟醸日和」

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1月24日(日)
雲ひとつない晴天

気温が下がりカラッと乾燥した外気
こんな日は酒蔵に嬉しい「吟醸日和」である。
(倉庫屋根には昨年12月に設置されたソーラーパネル)

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大吟醸は全国鑑評会出品に向けて準備に怠りない

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関谷醸造が売るのはお酒だけではない。
電力も売っている。
発電そして自社消費
その後の余った電力を・・・
(これも環境にやさしい取り組み)

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お客様にもそんな取り組みがわかる様に
ウィンドー越しに発電量を表示
そして横にはちゃっかりと「立春朝搾り」のポスターが!

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節分の豆まきを終え、恵方巻きを食べた翌日は
「立春朝搾り」で一杯

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仕込みタンク横に表示された「仕込み表」
そろそろ杜氏にもプレッシャーが・・・

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「立春朝しぼり」の発酵はきわめて順調
今日のもろみ成分分析は
日本酒度 マイナス10
アルコール度数 15%

吟醸日和 100124 012.jpg

立春まであと十日余り
ご期待下さい。

遠山

1月19日(火)
仕込み42号「立春朝しぼり」予定酒
もろみ13日目


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泡も落ち順調な発酵具合が窺えます。

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タンクに耳を傾けると「プチパチ」と泡の弾ける発酵音が
心地よく響きます。

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日本酒度は マイナス30
アルコール度数は 11.8%
酸度は 1.35

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しぼりの頃のアルコール度数は17%程度が見込まれます。

今年も美味しい美味しい「立春朝しぼり」
ご期待下さい。

遠山

1月15日(金)
石川県の深谷温泉「元湯 石屋」モニターツアーに参加してきました。

趣のある雪化粧の「元湯 石屋」玄関

深谷温泉・金沢 100115 065.jpg

旅館内にある能舞台 歴史と文化を感じます。

深谷温泉・金沢 100115 018.jpg

モニターツアーとあって能を体験

深谷温泉・金沢 100115 026.jpg

先ずは、「たかさごや~」と謡曲を習い

深谷温泉・金沢 100115 032.jpg

姿勢を正して仕舞も・・・・・
観るとやるでは大違い・・・・・

深谷温泉・金沢 100115 033.jpg

即席用のソックス足袋
少々しびれもあって・・・・一休み

深谷温泉・金沢 100115 037.jpg

「怖いもの知らず」とはこのことか?
その気になってひと舞

深谷温泉・金沢 100115 042.jpg

日も落ちて能舞台は一層趣を増して
こんなところで舞が出来たら最高でしょう!

深谷温泉・金沢 100115 046.jpg

その時付ける能面は女か老人か
はたまた神か霊か鬼になるか?

深谷温泉・金沢 100115 048.jpg

お美しい女性が・・・・
面の中を覗いてみたい様な
想像だけに留めておいた方がよい様な・・・・
・・・・彼女が般若に変わる前に私が自ら般若に!

深谷温泉・金沢 100115 051.jpg

オードリーの春日ではありませんよ。

興味を持ったお方は是非「湯元 石屋」様へ

遠山

凍えるセルシオ

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今年の冬は本当に寒い!

吟醸工房にて一時間ほど・・・・
会議を終えて駐車場で待つ
我が愛車セルシオの元へ

凍えるセルシオ 100113 002.jpg

凍えるセルシオ
今暖めてあげるよ!

日中の気温はマイナス4℃
稲武は寒いところだ!

遠山

1月7日に留仕込みを行った「立春朝しぼり」
今日でもろみ5日目
昨年のブログを読み返すと
奇しくも仕込み番号は同じ42号
発酵タンクも同じです。
(昨年にあやかって・・・・)
違うのは留仕込み日が昨年よりも一日早い!
という事は、醪日数が昨年よりも一日長くなるということ・・・
さて、今年の「立春朝しぼり」はどんな具合に仕上がるでしょうか?

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使用酵母は昨年と同じ愛知県酵母FIA-2
純米酒を仕上げるのに最適の酵母です。

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上槽予定日(しぼり予定日)は2月4日(木)
この日が定められている分発酵の誘導に制約が課せられる。

杜氏泣かせの「立春朝しぼり」です。

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今日の成人の日の如く世に出るまで
あと24日です。

遠山

仕込みはつづく

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正月気分もそろそろ薄れて・・・・
本社蔵では正月も返上して仕込みが続けられています。
今日は2月4日立春の朝しぼられる予定の
その名も「立春朝しぼり」の留仕込みが行われています。

平成22年仕込み 100107 001.jpg

今年は酒蔵の作業事故が多発
蔵人の高齢化や不慣れな作業者による事故!
仕込みタンクに転落すれば・・・・即座に命を失います。
転落を防止する「転落防止枠」をマンホールに設置して
安全管理にも怠りなく!

平成22年仕込み 100107 006.jpg

さて、枠越しにタンクの中を覗けば・・・・
醪が順調に発酵しています。

平成22年仕込み 100107 009.jpg

こちらの醪は出品酒用の醪

平成22年仕込み 100107 015.jpg

今年は本社蔵もその気になって取り組んでいます。

遠山

平成22年元旦
「新春初しばり」の搾りが雪の舞う中行われました。

新春初しぼり 100101 005.jpg

しぼり担当者は早朝から醪を搾りはじめ

新春初しぼり 100101 014.jpg

元旦の六時にはタンクに「新春初しぼり」が・・・

新春初しぼり 100101 022.jpg

搾られたお酒はろ過する事も、加水する事も無く

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生まれたての状態で検定タンクへ

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そして、壜詰め・・・

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2010年 「新春初しぼり 庚寅」の完成です。

酒蔵でしか味わう事の出来ない生まれたてのお酒
新鮮でありながら新酒の刺々しさを感じさせない
まろやかで旨口なお酒を味わってみて下さい。
お酒のイメージが変わる事でしょう!

新春初しぼり 100101 072.jpg

庚寅の正月は雪見酒と洒落込み
心置きなくおせち料理と日本酒を楽しみましょう。

新春初しぼり 100101 079.jpg

降り積もる雪をリフトを使って除雪
お客様のご来店をお待ちしています。

新春初しぼり 100101 071.jpg

安全運転でお越しください。

遠山


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