2006年12月アーカイブ

今年もお世話になりました。

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今年も蓬莱泉をご愛飲いただきましてありがとうございます。

来年も今年に負けないくらいおいしいお酒を醸しますので、ぜひともよろしくお願いします。

本社は1月1日のみ9時から5時の営業で後は通常どうりの営業です。

吟醸工房は12月31日、1月1日、2日、3日は5時までの営業です。
本社から稲武はずるいって言われるぞ!荒川

落ち泡

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バブル崩壊・・・不景気・・・就職難。

でもそのおかげで私は天職に就くことが出来た。

その頃の酒造業界は後継者不足が問題になっていて就職にあぶれた若者が結構杜氏の卵として入っ

てきた。中には、酒を造りたくて入ってきた人もいましたけどね。私は前者です。

そんな私の同世代で酒造業に杜氏の卵として入ってきた若者のが徐々に杜氏になり始めた。

杜氏になる前に割れてしまった卵もいくつか有ったが・・・。

辛い不景気だが、まあ良かった。

おかげで杜氏にもなれたし、設楽にもこれたし、仕事も楽しいし。

良いお酒をどんどん造って酒造業界に恩返しがしたい。荒川

小仕込体験&オーダーメイド報告

仕込22号稲作体験・・・・日本酒度-1、酸1.8、アルコール17% 完全にお酒です。年明搾ろうかな

仕込24号2/9体験・・・・・香り良く立っています。年明けには出来そう。

似て非なるものなり

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決して間違えて使用してはいけない!! 荒川

欠陥

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月が欠けて浮かんでいる。

月は、自分が欠けて映っているとは、知らないだろう。

いつも自分は、真の円を画き輝いていると信じているのだろう。

「欠けているよ」と言っても、あんなに高く上っていては、声も届かないだろう。

だからもう言うのをやめよう。

たぶん月は、それで幸せなのだろう。

自分の欠陥を自分で理解し、その上仲間の欠陥を理解し、お互い欠陥を補えればどんなにいいだろう。

まず自分がどの位欠けているのか知る事だな。荒川

草原の決闘

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「お、お前は師匠の仇。蟷螂拳(とうろうけん)の鎌きちだな!!」

「ほう、お前があの犬拳(けんけん)の坊主か。でかくなったな。」

「鎌きちめー!覚悟しろ!」・・・犬拳を構えた(ボッ、ボッーボッボ)

「師匠の後を追いたいようだな。」・・・蟷螂拳を構えた(ボッ、ボッーボッボ)

アチョーーー!!

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パクッ!!

参った!

酒造り関係なくてすいません。荒川

アップ

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米にすれすれまで近づいてみるとこんな感じです。

蒸された米の香りの良いこと、きっと日本人は縄文時代からお米の匂いが大好きだったに違いない。

荒川

cool down

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眼鏡流出麹冷却法縦上方式Ⅱ型


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眼鏡流出麹冷却法横広方式Ⅰ型


今日はまじめに酒造りのお話。
ブログではふざけていますが実際は凄くストイックに酒を造っています。本当です。

これは、丸2日間かけて出来上がった麹を室と呼ばれる温室のような部屋から外に出し、外気に当てて急冷しているところです。

麹造りは、麹菌の酵素や生え具合の一番良い時を見極めて判断し即座に麹菌の醗酵を止める必要が有ります。
もし一番良いときを過ぎてほかっていると麹菌にせっかく造った酵素を自家消費してしまったり緑色の胞子が出来て味を損なってしまいます。
だから一番良い状態で一気に冷却し醗酵を止めなければいけません。
一粒一粒空気が当たるように、上に跳ね上げます。すると見る見る温度が下がり、周囲に麹の良い香りが充満します。徹夜で仕事をやり遂げた充実感が体に充満します。

いい酒になれよ!荒川


小仕込オーダーメイド&体験報告

仕込20号・・アルコールも香りも出てきました

仕込22号・・現在最高温度を経過中です

仕込24号・・米が糖化してどろどろです

快感

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この・・・米の粒粒が・・・指の先にあたって・・・いいっっ
指と指の間にも・・・・ああっ
手のひらを転がり・・・・すべる様に・・・っふう・・


試したい人は、小仕込体験募集中です。詳しくは吟醸工房まで。荒川

仲良し

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「こんなにいっぱいご飯たべれる?」

「余裕!」

「絶対嘘だ!こんなに食べれるわけ無いじゃん」

「食べれるよ。いつも食べてるもん」

「それはない。絶対無い。命かけるか」

「賭けるよ!ほら、書いた」

「その書けると違うわ!バカ!」

「バカって言う人がバカなんだ」

「そろそろ仕込むか」

「そうだね」     荒川

甑起こし

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少し古い写真で10月のものである。
「甑おこし」とは、無事に今年も酒つくりに入れました。とお祝いをするのである。
これは、出稼ぎの人たちが蔵入りし、半年間蔵に住み込み酒造りに精を出すのだが、何の楽しみも無く過ごしては可哀想と言う事で、蔵元さんが年に何回か宴会を開いてくれます。その名残の一つです。

関谷醸造も例にならって会社全体で「甑おこし」をやってくれますが、一足お先に早く飲みたいと言う事で稲武工場のみんなで「甑おこし?」「新酒祝い?」「なんでもいいただの飲み会?」を行ったときの写真です。

実際、稲武工場のみんなは、甑おこしだろうが、新酒祝いだろうが関係ない。ただの酒好き、宴会好きなのである。会社で用意してくれた宴会では足らず、毎月のように宴会をする。

そういえば、出稼ぎの人もなんだかんだ言って良く宴会をしていたなあ。顔合わせ。甑起こし。新酒祝い。
クリスマス?。忘年会。新年会。出品酒がんばろう会。品評会入賞祝い。品評会残念会。花見。甑倒し。
送別会。などなど。そういう良き(悪しき)楽しい伝統を引き継いでいきたい。

出稼ぎから地元従業員になっても酒造り職人の伝統を受け継がなければ!


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みんなでなべをワイワイ突くのはとても旨い。みんなで造った酒も旨い。
次は、忘年会だ!!荒川

久しぶりの小仕込体験&オーダーメイド酒近況報告


仕込13号・・昨日搾りました。去年より私好みです。

仕込14号・・ニ~三日で搾ります。

仕込16号・・来週中に何とかなりそうです。すっきり辛口!

仕込20号・・先週は体験ご苦労様でした。着実にお酒に向かって動いています。

仕込22号・・土曜日はお疲れ様でした。皆さんが稲刈りをしたお米はどうでしたか?

最後まで

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私たちはお酒造りだけではありません。
造った後、瓶に詰める。
ラベルを貼る。
箱に詰める。
お客さんの口に入るまで考えなければいけません。

もちろん飲んだ後の事はお客さんの責任ですよ。荒川

2022年4月

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